さくらんぼの美味しい時期
例年版
品種 | 収穫時期 | 美味しい時期 | 甘さ |
---|---|---|---|
高砂 | 5月下旬~6月20日頃 | 5月下旬~6月15日頃 | 3→5 |
佐藤錦 | 5月下旬~6月下旬頃 | 5月下旬~6月20日頃 | 5 |
時期 | 高砂の状態 | 佐藤錦の状態 |
---|---|---|
5月下旬 | 高砂本来の味(甘さと酸味の絶妙のバランス) | 良い |
6月上旬 | 高砂本来の味(甘さと酸味の絶妙のバランス) | 良い |
6月中旬 | 多少熟しているが佐藤錦と同等の美味しさ | 良い |
6月20日頃 | 完熟で佐藤錦に勝る美味しさ | 多少熟してる |
6月末 | 開園未定ですが熟し過ぎ | 開園未定ですが完熟 |
さくらんぼの育て方
■さくらんぼを植えてみたい人はこちらを参考にして下さい。
苗ですが、ホームセンター等に売っている物でも良いですが苗屋さんから購入する方がのが良いと思います。
苗は2種類購入して下さい。(例:香夏錦・紅秀峰)できれば同時期に花が咲くもの、佐藤錦は花が咲くのも遅く栽培も難しく上級者向きですので素人の方は敬遠した方が無難です。
(豆知識ページにて理由記載)
苗屋さんはこちらが良いと思います。
苗を購入して植え方は上記の苗屋さんにて説明してありますので参考にして下さい。
植える時期ですが秋と春のどちらかになります。秋植えは早い時期に土と根が良くなじむため、翌春の発根が良くなります。しかし冬季に寒さが厳しい地域や乾燥する場所では春植えの方が良いです。
当園では秋植えがほとんどです。(11月下~12月上)植えたら良く水をあげて下さい。写真は周りにわらが敷いてありますが水をこまめにあげるのであれば敷く必要はありません。乾燥防止のために当園では敷いています。
植えたら下から60sm位の高さで切ります。
切る時の注意ですが伸ばしたい方向の芽が一番上にくる様に確認して切って下さい。(春に芽が伸びます)春になると草が生えてくるので根の周りは除草して下さい。
(2008年11月下旬植)
5月9日に撮影しました。
乾燥時期がすぎたのでわらははずしました。
日あたりが良く根元の草の除草をしっかりすれば芽がどんどん伸びてきます
この時点では何もしません
草取りと水やりです
(2009年5月9日撮影)
(20010年2月撮影)
【説明】
大きくするための剪定です
●1番は本来ですと切らないのですが3番の枝の方が強くなってしまったので主枝を3番に切り替えるため線の所で切ります。
●2,3,4番の枝は伸ばしたいので2/3残して切ります。切る時の注意として必ず一番上の芽が主枝から見て外側になる様に切っています。
●5番の枝は垂れてしまっているので2/3残して今度は最後の芽が上向きの所で切っています。
必ず切った枝の切り口には融合剤を塗って下さい。
(水分の蒸発を防ぎ菌が入るのを防ぐためです)
【総合】
趣味で栽培するようでしたら3月に入ってから剪定した方が良いです。
昨年の11月に根の周りに発酵鶏糞を撒きました。
苗が小さいうちは大きくする事が先決でこの様な剪定をします。
大きくしたくなければ切る枝の長さを短くすればあまり伸びません。
長く切れば長く伸びます。
なるべく枝を開かせて真ん中に太陽の光があたる様にします。
枝がまっすぐ直立するようでしたら誘引して下さい。
【注意】
さくらんぼの樹は枯れ込みやすいのであまり乾燥させない様に水を与えて下さい。
(2010年4月撮影)
【説明】
だいぶ葉っぱが出てきました。
切った枝の一番上の芽が伸びてきました。
【総合】
さくらんぼの枝は冬に切った枝の先から下2、3芽しか伸びてきません。
【注意】
根の周りの除草と定期的な水やりです。
さくらんぼの育て方概要
■気候
1 春から夏の始めまでは、あたたかくあまり雨が多くないところ。
2 4月から5月の間、晩霜(おそじも)の少ないところ。
3 花の咲く時に、強い風の少ないところ。
4 秋から冬にかけて、ある程度寒いところ。
■畑の土
さくらんぼの木の根は大変浅いので、水はけがよく空気のとおりのよい土が
望ましく地下水の高い粘土質の土は好ましくありません。
なんといっても、水はけのよい栄養を多くもつ畑の土がよいのです。